年末の交通事故防止に努めましょう
庚伸物流のホームページにお越し頂き、ありがとうございます！
私たち軽貨物運送業の年末年始の繁忙期がやってきました。
稼ぎ時であるのと同時に例年最も交通事故の件数も死者数も増えるため配達中の交通ルールにはいつも以上に気をつけなければいけない時期でもあります。
この時期は毎年各都道府県ごとに交通安全運動を実施しており、それぞれ期間も異なります。
毎年足並み揃えて行われる「全国一斉の飲酒取り締まり」は今年は12月3日㈮の夜に行われる予定です。
飲酒運転とともに力が入れられているのが歩行者妨害で、今年の10月13日にも警察庁から「歩行者優先と正しい横断の徹底に向けた取組の強化について」がだされていて、2018年以降4回目となります。
では私たち庚伸物流と関わりの深い2県の交通安全運動について、どのような現状と特徴でどういった取り組みに重点をおいているのか見てみましょう。
◎愛知県
年末の交通安全県民運動 12月1日㈬～10日㈮
スローガン：高めようモラル 守ろう交通ルール
[重点項目]
・12月は飲酒運転根絶強化月間
・夕暮れ時と夜間の事故防止と飲酒運転等の悪質・危険な運転の根絶
・自転車の安全確保と交通ルール遵守の徹底
・歩行者の安全と運転者の安全運転意識の向上
●11月22日に豊田市で「交通死亡事故非常事態宣言」が出されており、12月末まで市内全域で交通取り締まり等が強化されています。
●前年と比べ死者数を減らしている月がほとんどで、10月末時点の死者減少数は全国1位です。
●11月18日に今年の死者数累計が100人に到達しました。前年より2ヵ月以上遅くなっているものの11月に入ってから死亡事故が急増しています。
●愛知県の歩行者妨害の摘発件数は全国で最も多いですが、その成果でしょうか、2021年の歩行者のいる信号のない横断歩道での一時停止率は47.6%で前年より15.1%も改善し、全国平均を上回る全国6位となっていて、3年前と比べると2倍以上に改善されています。
●過去5年間の警察署の分析によると、愛知県においても12月が最も月別死者数が多い月であり、特に中旬と下旬に歩行者が関わる事故が多発しているとのことです。時間帯は17時台に最も注意が必要です。また12月は第一当事者が業務中の死亡事故が年間最多でもあります。
●毎月11日は「横断歩道の日」とされています。歩行者は横断歩道を利用すること、運転者には横断歩道で歩行者に進路をゆずることを勧めています。
●高齢者の交通事故抑止を目的とした交通取り締まりが公開されています。
◎東京都
東京都TOKYO交通安全キャンペーン2021 12月1日㈬～7日㈫
スローガン：世界一の交通安全都市TOKYOを目指して
[重点項目]
・こどもと高齢者をはじめとする歩行者の安全な通行の確保
・飲酒運転等の悪質・危険な運転の根絶と歩行者等の保護など安全意識の向上
・自転車の交通事故防止
・二輪車の交通事故防止
・違法駐車対策の推進
●今年の歩行者のいる信号のない横断歩道での車の一時停止率は12.1%で前年より5.5%改善していますが全国ワースト2位です。9割近い車が歩行者妨害の状況です。
●前年同期と比べて発生件数及び負傷者数は増加していますが、死者数は減少しています。
●夕暮れ時の歩行中の交通死亡事故が増加傾向にあるため、日没より早めに前照灯をつけようという「トワイライト・オン運動」を実施しています。
●東京都の交通死亡事故の特徴ですが、状態別では歩行者が多く、うち7割近くが65歳以上の高齢者です。時間帯別では午後8時～10時に発生している事故が多く、事故類型では車両の単独事故が目立ちました。
●今年10月末までのデータによると事故発生件数は、大田区・世田谷区・足立区・江戸川区・八王子市で1000件を超え特に多くなっています。
●今年上半期の交通事故死者数の約3割を二輪車乗車中が、また約2割を自転車乗車中が占めています。二輪車や自転車といえど、乗ったら車と同じです。交通ルールをしっかり守りましょう。
各警察署や交通安全協会などのホームページや発行誌にはより詳しい最新の統計や現状・取組内容や公開取り締まり情報などが掲載されています。
事故はけして他人事ではありません。普段からこういった所も見て、知識を深め再確認するのと同時に気を都度引き締め業務に臨んでいけると良いですね。
常にお客様に頼りにして頂ける仕事ぶりでこの年末も乗り越え、胸を張って清々しい気持ちで新年もスタートをきれるよう、私たち庚伸物流は安全運転で走り続けます！
庚伸物流では随時案件情報更新・ドライバーを募集しています！
年間通して需要が高くやりがいもあるお仕事です。
是非ご応募下さい！